2008年6月21日土曜日

10.ごうつく

無欲な人間はどうも信用できない。

最近の若い人の中には結構将来は貧しい人のために何か奉仕したいという意見も広がっているようだけれど、社会起業家を目指す人もついつい穿った目でみてしまう。

もちろんCSRの面から富を配分するのは良いけれども
当然リターンも期待してしかるべきだと思うのです。
事後のモニタリングを忘れるとJICAの円借款みたく無駄金に終わってしまうしね。

まあともあれ、営利団体だけでなく人間もやはり欲を持つべきではないのかなあ。
欲に飲み込まれるのは愚かだけれど、欲をガソリンに進むことができる人間こそが、前人未到の場所にたどり着くことができるのではないかと考えたりなかったり。

単なる生理的欲求とは離れた、愛でもなく、自我と言うか何というか、
自分の唯一つの拠りどころのようなものを持てるかどうか。
矢吹丈にとってのボクシングみたいな感じ?

人間の本当の美しさもそういう純粋な欲望の中に見えると思う。
歴史の偉人には欲望を突き詰めて突き詰めて生き抜いた人が多いような気がします。
マザーテレサやガンジーみたいな無欲に見える偉人もやっぱりそういうものがあったのじゃないかなあ。
善意は欲である、と言ってたのはブラックジャックによろしくだったかしら。
だから無欲な人間なんてきっとほとんどいないんだ。うむ。

…それにしても例えに漫画が多いのはどうかと思う。